香港国際ジュエリーショー 2013

期間
2013/03/05〜2013/03/09
会場
香港コンベンション & エキシビションセンター
ブース
3D-A22
展示会情報

 2013年3月5日から3月9日の5日間、Hong Kong Convention and Exhibition CentreにおいてHong Kong International Jewellery Show 2013が開催されました。

 アメリカでは3月5日、ニューヨーク株式市場で米国のダウ工業株30種平均が2007年10月に付けた過去最高値を更新した。このアメリカの株高は日本にも波及し、3月6日には東京株式市場で日経平均株価が大幅に上昇し、約4年5カ月振りの高値を付けた。円相場も1ドル95円台となり、約3年7カ月振りの円安・ドル高水準に下落した安倍晋三新政権による大胆な金融緩和や財政出動が積極化するとの期待から日本株への投資マネーの流入が続いている様です。円安による各業界の企業収益が回復して来ており、更なる期待感も加わり、日本経済の雰囲気は良い様に感じられます。

 この傾向は我々の業界にも顕著に見られ、今回のジュエリーショーでは急速な円安が追風となり出展された日本企業は各企業ともに高成績を収められた様でした。パールパビリオン、ダイヤモンドパビリオンともに連日盛況で昨年よりも多くの来場者で賑わっている様でした。各パビリオンの中でも特に日本企業の人気は高く、初日などは接客など満足に出来ない程の来場者の数であった様に思われます。今回のジュエリーショーでは、日本企業の販売する商材が円安により割安感を増した為注目を集めた様でした。しかし、懸念されるのは海外では様々な商材が益々高くなってきており、海外に引っ張られる形で、日本の相場も上がって行くのは必至の様に思われます。日本はまだまだデフレの雰囲気もあり輸入する商材が高くなってくれば、我々の業界の販売は落ち込んで行くのではないかとも思われます。

 ともあれ、今回のジュエリーショーは全体的に活気があり、海外のバイヤーの方々は元気で、目に叶う物があればいくらでも仕入れをされる雰囲気がありました。現在では各商材の乱高下が益々激しくなって来ておりますが、バイヤーの皆様の期待に応えるべく努力して参ります。この度ご来場頂きました皆様に心より感謝申し上げます。また次回ジュエリーショーにてお会い出来る事を楽しみにしております。有難うございました。