2012年9月21日から25日の5日間、Hong Kong Convention & Exhibition Centreにおいて、HONG KONG JEWELLERY & GEM FAIRが開催されました。
アメリカでのFRBによる量的緩和第3弾(QE3)を受けた動きで、インフレヘッジとして金の価格が上昇し、インドルピー安に引きずられる形でダイヤモンド価格が下落するなど、我々の業界の様々な商材が最近では短期間で乱高下しています。
欧州債務問題に端を発した世界的な景気低迷に加え、今回はアジア圏に政治的な問題で緊張が走る等、とてもビジネス等出来ないのではないかと思われた状況でジュエリーショーがスタートしました。
いざスタートするとその様な不安は何処へやら、多くの中国、台湾を初めアジア圏のバイヤーの方々にお越し頂きました。9月の香港のジュエリーショーは世界的にも大きな物で、多くの予算を今回のショーに当てていらっしゃる方が多かった様に見受けられました。
今回の売れ筋商材の傾向は余り掴み所の無い感じでしたが、敷いて言えば金価格の上昇を予想する事による金製品の売れ行きが良かった様に感じました。
カラーストーンに関しては、ダイヤモンドの様に相場が段々シビアになっている様に思われます。少しでも高いと購入されませんし、逆に安いと飛ぶ様に売れると言う印象でした。
しかし今回は多くの国の方々と、国境の壁を越えた民間での交流の深さを強く感じました。今後も様々な国の方々の期待を裏切らない様、また応えて行ける様努力して参ります。また次回のジュエリーショーでお会い出来れば幸いです。
この度ご来場下さいました皆様、誠に有難うございました。心より御礼申し上げます。